2007年9月アーカイブ

大将というものは敬われているようで その実
家来に絶えず落ち度を探られているものだ
恐れられているようで侮られ
親しまれているようで疎んじられ
好かれているようで憎まれているものだ
大将というものは絶えず勉強せねばならない
礼儀もわきまえねばならない
良い家来を持とうと思うならば
我が食を減らしても家来にひもじい思いを
させてはならぬ
自分ひとりでは何事もできぬ
これが三十二年間つくづく思い知らされた
家康の経験である
家来というものは
縁でつないでならず 機嫌をとってならず
近づけてならず 怒らせてならず
油断させてならぬものだ
ではどうすれば良いのか
それはナ、己に惚れさせることよ

元和二年六月
         徳川家康
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10代のころから名刺入れにずっと入れている紙です。
「戒め」としては最も大切にしたい言葉です。

家康は、自分を諌める家臣を最大の功労者としたという
話もあります。

30歳までには何とかまともな人間になり、
ご迷惑をおかけしたりお世話になった方々にお礼がしたいと
切実に思う今日この頃です。